赤い羽根共同募金
◆共同募金
共同募金の歴史は、大正10年に長崎県社会事業協会が主体となって長崎市で行われた共同募金運動が始まりです。
今の形での共同募金は、昭和22年に社会事業共同募金中央委員会が発足し、全国的規模での募金運動を展開したところに始まります。赤い羽根を共同募金のシンボルとして使うようになったのは、第2回目の募金運動からです。日本では、不要になった鶏の羽を使うようになりました。
共同募金運動による募金は、国民の社会福祉に対する理解と関心を培うとともに社会福祉事業の推進に大きな役割を果たしてきました。
◆共同募金の特徴
1 民間性
さまざまな民間の社会福祉活動を財政面で積極的に支えていく役割を果たすために、住民の参加による民間の自主的な活動として行います。
2 地域性
都道府県の地域を単位として、その地域特性を踏まえ、寄付金を募集し、その区域内の多様な民間の社会福祉活動への配分の財源にあてます。
3 計画性
民間の社会福祉活動を行う団体などから、広く配分についての要望をもととした配分計画を立案し、その計画に基づいた募金活動を展開します。
◆募金の種類
家庭募金……各町会・自治会・区等単位として行い、全戸のもとに実施します。
街頭募金……大月駅を中心に小学生児童や奉仕団体等の協力を得て行います。
特殊募金……児童・生徒会等の組織を通じ自主的な募金を行います。
職場募金……職場を通じ、ご協力を得て行います。
大口・事業所募金……市内の企業、団体等からの募金です。
※それぞれの特質を生かした募金活動が行われています。